きものとの「八」の関係!!!

こんにちは。今日2/11は建国記念の日! 「建国記念の日」は、「建国をしのび、国を愛する心を養う日」として、1966(昭和41)年に定められました。 この2月11日という日付は、初代天皇とされる神武天皇の即位日である【旧暦】紀元前660年1月1日にあたり、明治に入って【新暦】に換算した日付というわけなのです。   ところで「八」ときもの、深い関係があるのです!

きものの八

「八」は末広がりな字形から、縁起が良いとされています。

 

それだけではなく「8」という数字、

実は着物には縁がある数字です。

 

着物の最大の特徴は、形状が決まっていることにあります。

【1反の反物を8枚に裁ち縫い合わせる】

身頃×2、衽×2、袖×2、衿、共衿

【袷の裏につける八掛は8ヶ所】

裾の前身頃、後身頃

衽の上前、下前

衿先の上前、下前

袖口の左右

【女性と子供のきものには風が通る通気口は8ヶ所】

きもの構成

きもの構成

きもの構成パーツ

きもの構成パーツ

首周り、袖口の左右、身八つ口の左右、

振りの左右、裾周り

着物の構成はこの展開図がわかりやすい

(※コトバンクより)

 

着物は1反の反物を8分割に平面裁断して

着物の形状に仕立てます。

平面裁断による構造ゆえに、身頃や衿の

上前と下前を入れ替えることで、

上前が汚れても下前と付け替えることが

できます。

紬の場合は裏返してつかうことも可能。

布を纏うということはこういうことなのです。

 

88日には末広がりのように広めたい、

着物のことですね。

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